パパ活は、父と娘ほどに年の離れた男女がお手当(報酬)付きでデートすることを言います。一緒にいる間は「疑似恋愛」の関係性になる点が援助交際との違い、お仕事ではない点がレンタル彼女との違いです。
「パパ」にはもともと、お小遣いをくれたりプレゼントをくれたりする年上男性という意味があります。高級クラブやキャバクラなどのナイト系、あるいは愛人紹介所(現 交際クラブ)などでよく使われていました。
婚活、恋活、終活などの「○○活」が流行語になった2014年に誕生し、すぐにブームになりました。
パパ活という言葉の生みの親は、日本最大の高級交際クラブ(デート倶楽部)、ユニバース倶楽部の伊藤さんだと聞いています。
交際クラブ(デート倶楽部)は、前述の通り愛人紹介所が進化したものですが、2000年に入って、不況のあおりもあって愛人が流行らなくなりました。若い女性に「古臭い」と思われたのも原因です。
そこで、新たな「カジュアルでライトな愛人関係」という意味で「パパ活」という言葉を作り、PRしたところ見事にはまりました。さすが、大手高級交際クラブ。戦略的です。
パパ活は、愛人のような契約や束縛はなく、基本的にはプライベートとは切り離した関係です。「会っている時」以外は「疑似恋愛」の関係にはなりません。
その辺をよく分かっていなくて、日常的にLINEしたりする男性がいるそうですけど、趣旨に反します。
デート内容は様々ですが、いわゆる大人の関係(体の関係)は結ばないプラトニック(健全)の場合も多くあります。
こちらの記事で「パパ活経験者の割合」を紹介していますが、2022年の時点で20代女性の約12%、40~50代男性の約5%がパパ活経験者です。
すでに「当たり前」となっているパパ活。2024年に始めてみませんか?✨